活動報告 活動報告

児童行事や職員研修など、神戸市児童養護施設連盟の活動をご紹介。

2017年10月 アーカイブ

職員研修
2017.10.12

全養協特別セミナー・・・「新しい社会的養育ビジョン」について


厚生労働省の有識者会議「新たな社会的養育の在り方に関する検討会」が今年8月にとりまとめた「新しい社会的養育ビジョン」は、マスコミでも大きく取り上げられました。これが世間の注目を集めたのは、虐待などで保護し社会的養護が必要とされる児童のうち、就学前の子どもの施設入所を原則停止、今後7年以内に75%以上を里親に委託する、就学後の児童も10年以内には50%以上を里親に、という数値目標が示されたからだと思われます。極端な話、この報道をみて、「いずれ児童養護施設はなくなってしまうの?」と受け取られた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
じつは、当事者であるわれわれ児童養護施設関係者も同じです。このビジョンにはどの施設もいろいろな面で驚かされ、喧々諤々意見を交わしはじめたところです。
全国児童養護施設協議会は、10月10日(火)に大阪、11日(水)は東京で、セミナーを開催。ビジョンをとりまとめた検討会の方々から説明を聞くとともに、参加者からの質疑応答が行われました。大阪のセミナーには、神戸市児童養護施設連盟の各施設から施設長、職員が15名参加しました。今後、連盟内でもこの問題について議論を深めていきたいと考えています。

職員研修
2017.10.11

子どもが友だちに自慢できる施設を目指して・・・。「京都大和の家」訪問。


今年の施設長研修は、京都へ。10月5日(木)、京都府相楽郡精華町にある「京都大和の家」を訪問・見学させてもらいました。「京都大和の家」は、増え続ける児童虐待から子どもたちを救いたいとつねづね考えておられた京セラの創業者・稲盛和夫さんが、京都の南部地域に児童養護施設がひとつもないことを知り、この地に開設された施設です。乳児院も併設されており、あわせて80名近い子どもたちがここで暮らしています。
関西文化学術研究都市にほど近い、陽光あふれる町並みに、南欧風デザインの外観がとてもお似合い。施設の建設にあたっては、「子どもたちが我が家として友だちにも自慢のできるような建物」を目指したのだそうです。
児童養護施設の内部は、6つの生活ユニットにわかれ、それぞれ8名から10名の子どもが生活をともにしています。「京都大和の家」では、子どもたちの基礎学力向上のため、公文式学習を導入。継続させるには、たいへんな苦労があるそうですが、小学生の時はあんなに嫌がっていた子どもも、中高生になった時、知らず知らずのうちに計算力が身についているので、まさに「やっててよかった!」と実感するのだそうです。
ここでは書ききれませんが、今回の見学では他にもたくさんの有益なことを学ばせていただきました。「京都大和の家」の皆さま、ありがとうございました。

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